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CORPORATE NEWS おしらせ

第472回番組審議会

第472回 番 組 審 議 会

平成27年4月10日(金)午後4時より

 琉球放送の第472回番組審議会が、4月10日金曜日午後4時より琉球放送11階会議室で開催され、ラジオ・テレビの4月改編について局側から報告が行われ、その後、2014年度番組種別の放送時間についての報告があった。
会議の概要は以下の通り。

【ラジオ改編について】

6月に予定している聴取率調査を見越し、昨年行われた大幅改編を継続して、番組の定着を図っていく。そのため改編率は13.6%と小幅な改編にとどまった。主な変更点はプロ野球公式戦開幕に伴うナイター編成。前回改編では聴取者の年齢層に合わせて長寿番組の放送時間を移動し、高齢~団塊世代向け番組は夕方以降に固めるなど、総合編成から明確なゾーン分けの方向にかじを切った。また、朝の時間に子育て世代の女性向け番組「ジブンジカン」もスタートしている。このことが今回の聴取率調査にどう影響しているか、結果を楽しみにしている。自社制作率が七割と高いのが琉球放送の特徴で、さらに生放送の長時間番組も多い。2年前にスタートさせたradikoでの放送も人気で、他府県からのお便りも増えてきている。コミュニティFM局の増加による聴取率への影響は見られないが、災害放送などの面で連携の必要性も感じている。

報告を受けての委員の意見は次の通り。

●沖縄県が取り組んでいるシマクトゥバ運動にも、琉球放送は密接な関わりがあり、期待したい。
●「ホリデイ・イン・ポップス」が好きでよく聴いている。横浜からのリクエストもあり、ネットを通じて県外でも聴かれていることが分かる。
●コミュニティFM局なども増えているが、それによる聴取者層の変化などはあるかどうか気になる。
●離島にも琉球放送のファンはたくさんいる。畑仕事をしながら聴いているそうだが、聴取率調査の範囲はどこか。
●退職したアナウンサーが嘱託で番組に出ている様子を見ると、世代交代には時間がかかりそうだ。
●自社制作番組、特にスペシャルものは九州地区でも評価が高い。これからも頑張って制作してほしい。

【テレビ改編について】

キー局のTBSは春の編成のキーワードを「すべては、視聴者の『見てよかった』のために」としている。まずは朝ベルトの強化を図っている。「あさチャン!」は曜日メンバーをリニューアル、お笑い芸人らを揃えてリフレッシュを図った。「いっぷく!」の後番組である「白熱ライブ ビビット」は視聴率の面で苦戦しているが、国分太一さんを中心に個性派の出演者たちで、よりエンターテインメント性の高い情報番組を目指す。午後帯の生放送枠は拡大を図った。ゴールデンタイムはファミリー向けバラエティー番組を充実。月曜午後7時「世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?」が、日曜午後7時は「この差ってなんですか」をスタートさせている。TBSテレビ60周年特別企画として「ものづくり日本の奇跡」「テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース」などの特番も放送、さらに連続ドラマとしても「日曜劇場 天皇の料理番」もスタートした「アルジャーノンに花束を」「ヤメゴク」「マザー・ゲーム」など、有名な小説のドラマ化など話題作も多い。土曜の朝は長寿番組を終了してリニューアル、健康やお金をテーマにした情報番組「サタデープラス」をスタートさせた。ナイターはBS-TBSとTBSとでトップ&リレー方式をとっており、放送の切り替え時に混乱を招かないようにしていく。
RBC独自編成としては、午後の主婦層向けの時間帯に独自購入番組を編成するなど強化を図るとともに、土曜の自社制作番組・その周辺時間帯にも注力している。昼の時間帯では徐々に他局が数字を取りつつあるのが悩みの種だが、昨年の年間・年度視聴率も二冠を獲得するなど好調なので、引き続き三冠を目指していく。

報告を受けての委員の意見は次の通り。

●朝の情報番組に芸人ばかり出てくるのはいかがだろうか。
●「ひるおび!」の恵さんの司会はいい。アナウンサーが大きなパネルの紙をめくって見せていく方式も分かりやすい。
●沖縄で十もの球団がキャンプを行っている。このメリットをもっと生かして放送に取り組んでほしい。
●「ムーブ」はいい番組なので、放送時間帯を考慮してほしい。

出席委員
大城将保・佐久眞章・幸喜徳子・長元朝浩・宮城邦治・与儀弘子・松原知之

欠席委員
な  し
 

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