1月20日の沖縄BON!!:特集「腕我最強は誰だ!」
2010年から始まったアームレスリングの大会「腕我最強」。
年を追うほどに沖縄でのアーム熱は上がり、年3回の大会を開催してきた。
現在、沖縄でアームを練習しているチームは10チームほどあり、
アームレスラーが汗を流している。
その中の一つが「ガレージNAO」。
代表の長男 比嘉優貴(ゆうき)さん(38)。次男 優人(まさと)さん(35)。
三男 優士(まさし)さん(32)が切磋琢磨しながらチームを盛り上げている。
8年前の第一回大会で惨敗。悔しさから兄弟そろってアームにはまった。
ライバルは石垣島の石川勇作さん(40)。
石川さんは2015年—65キロ、2016年—70キロの全日本大会のチャンピオン。
ここ一番の勝負強さを誇る選手だ。
今年の6月に行われる全日本大会に向け、石川さんと優貴さんは
同じ—75キロでチャンピオンを目指すと言う。
2017年ファイナル大会はその前哨戦。
誰が優勝を勝ち取るのか!?
「腕我最強」無差別級で目下11連勝中の絶対王者がいる。金城晃さん(39)。
2015年—100キロで全日本を制した。
」去年11月、別団体の全日本大会—100キロ左腕で準優勝を果たした豪腕だ。
そんな金城さんも最初から強かったわけではない。
金城さんは身長も高く、リーチも長い。アームレスラーとしては申し分ない体格だが、
「腕我最強」の第一回、第二回大会ではあっさりと負けてしまった。
「体がデカイだけだな」…陰口を叩かれことが悔しくて、第三回大会を欠場したほどだ。
それ以来、日々練習に励み、今や沖縄では敵なしのチャンピオンとなった。
師と仰ぐ仲松克夫さん(43)は去年の全日本大会+100キロで優勝。仲松さんは
幾度も全日本制し、2010年の世界選手権では4位入賞を果たした「伝説のアームレスラー」だ。
金城さんは仲松さんに教えを請うため、那覇から名護へとあしげく通っている。
今年、師の仲松さんとともに、全日本のチャンピオンを目指すと言う金城さん。
今回のファイナル大会では負けるわけにはいかないのだ。
魅川憲一郎のオジャマするわよ~「Busy Bee School」