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漂着ペットボトルが“衣類”に 石垣市から初出荷

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石垣市の海岸に漂着したペットボトルおよそ8万本が、衣類へと生まれ変わるため、愛知県の繊維メーカーに初めて出荷されました。

出荷されたのはことし4月から7月に海岸で回収されたペットボトルおよそ8万本で、先月、市の関係者らが出席し、出荷式が行われました。

漂着したペットボトルは、愛知県の繊維メーカーが石垣市から継続的に買い取る契約を結んでいて、付着物を取り除いた後、家庭から出たペットボトルと1対9の割合で混ぜて糸にリサイクルします。

今回出荷分でおよそ8万枚のTシャツを作ることが可能だそうです。

「拾うボランティアのモチベーションアップにもつながると思いますので、SDGsに十分貢献できると思いますので、ペットボトル以外の物もこういった取り組みが出来るようになれば良いと思っています」(石垣市環境課生活環境係上原翔平主事)

石垣島では昨年度だけで2.5トンの漂着ペットボトルが回収されこれまでは費用を支払い処分していましたが、今後はリサイクルによって負担の軽減などにつながると期待されています。

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