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県産大麦で“完全循環型”ビールづくり目指す

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循環型社会を目指すオリオンビールは、ビール粕を堆肥として活用し県内栽培された大麦を原材料にしたビールを販売します。

オリオンビールは去年から、伊江島産の大麦をビール造りの原材料に採用し、その工程で出る、年4000トンのビール粕を堆肥として活用し大麦の栽培に取り組んできました。
琉球大学や沖縄高専との協働研究のもと、伊江島をはじめ名護市や南城市で栽培し、ことし3月に、初めて、ビール粕を肥料にして育て上げた大麦が収穫されました。

9日の会見でオリオンビール早瀬京鋳社長は「沖縄県産の大麦を我々としては大々的に使っていきたい。それが必ず県民、生産者の方たちにとっていいことだと思っています。その一歩であるとご理解いただければ」と挨拶しました。

今年の春収穫したばかりの循環型の大麦はやんばるの水とともに主力商品である「ザ・ドラフト」の原材料となります。
伊江島産大麦を使って仕込まれた「ザ・ドラフト初仕込」は、来月13日完全予約受注制で発売されます。

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