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2020/11/20 17:34 基地問題 戦争・平和

「遺骨は残っている」ガマフヤーが視察要請

 普天間基地の移設工事をめぐり、本島南部地区から土砂を採取する計画が明らかになったことを受け、戦没者の遺骨収集を行う団体が、20日遺骨の出土状況を視察するよう沖縄防衛局に要請しました。

 普天間基地の移設工事をめぐっては、ことし4月、沖縄防衛局が辺野古沖の軟弱地盤の改良工事を含む設計変更申請書を県に提出していました。

 申請書には、工事に使用する土砂3100万立方メートルあまりを本島南部地区の糸満市や八重瀬町から採取すると記載されています。

 沖縄戦戦没者の遺骨収集を行う団体「ガマフヤー」の代表、具志堅隆松さんは20日「本島南部は遺骨が残っている地域」だとして遺骨の出土状況を視察するよう沖縄防衛局に要請しました。

「沖縄本島南部には遺骨があるけどそれでも(採取場所に)指定しようというのであればこれはもう人の道に外れているということ言っています」
(ガマフヤー代表・具志堅隆松さん)

 沖縄防衛局の植田調達計画課長は「あくまで候補地であり、まだ決まっていない。内部で共有する」と述べるに留まりました。

 移設工事の設計変更は、現在、県が審査に向けた手続きを行っていて、今後玉城知事が承認するかどうか判断します。