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2019/09/13 11:34 その他 最新ニュース

ハワイ捕虜遺骨調査 11人分返還済みの可能性

 沖縄戦で捕虜となりハワイに移送された県出身者の遺骨の行方が分からなくなっている問題で、県は12人の捕虜のうち11人の遺骨が沖縄にすでに送られていた可能性が高いことなどを明らかにしました。

 これは12日、県がハワイで捕虜だった渡口彦信さんや遺族ら9人に遺骨の調査結果を説明し明らかにしたものです。

 調査は琉球史の専門家に委託し、ことし1月から3月にかけて行われたもので、残された資料の断片的な情報からハワイで亡くなった県出身者12人のうち11人の遺骨が、遅くとも1950年までに沖縄に送られていた可能性が高いことが分かったということです。

 県はこのうち5人分の遺骨はすでに遺族のもとへ返還された可能性があるとも報告しましたが、これまで遺族側から遺骨が返ってきたという情報はないということです。

「沖縄に魂がかえってきていたということで1つは安堵といいますかね。しかし沖縄にかえってきて遺族の元にまだ返っていませんので。我々としても1日にも早くそしてアクセルをふかしてやっていただきたい」
(元ハワイ捕虜・渡口彦信さん)

 遺族側は遺骨が沖縄へ戻ったあとの経緯を引き続き調査するよう求めていて、県は今後、情報提供を呼び掛けるとともに当時の新聞記事を探すことにしています。