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2020/03/24 18:42 くらし

仲村伊織さん 3年連続で高校受験も不合格

県立高校入試2次募集の合格発表が24日あり、重い知的障害のある仲村伊織さんはことしも不合格でした。3年連続となります。

北中城村に住む仲村伊織さんには重度の知的障害があります。
しかし中学までは普通学校に通い、高校も県立高校への入学を希望しています。
去年、おととしと高校入試を受験しましたが不合格となり、伊織さんの両親は「様々な環境で育つ子どもたちを一定の基準で切り捨てないでほしい」と県に訴えてきました。
ことし2月には難病のALS=筋委縮性側索硬化症を患う船後靖彦参議院議員も要望書を提出しました。

「去る1月の中旬に他県を訪問し、高校で学ぶ障がいを持った生徒の授業を見てきた。しっかり受け止め県としての対応を検討し進めていきたい」(要望書を受け取った際の半嶺満・県教育指導統括監)

しかし、ことしの一般入試、そして24日に発表された2次募集も、受験した高校は定員割れだったにも関わらず、不合格となりました。

支援者と今後について話し合った母・美和さんは憤りを語りました。

「2年間頑張ってきて、きょうも高校行くと高校名も言って、高校行くと私の手を引っ張って。本当に残念です」(伊織さんの母・美和さん)

県の県立学校教育課は「個別の合否の理由を答えるのは難しい」としています。
県外では障害者を普通高校に受け入れる流れもある中、伊織さんの思いはことしも受け入れられませんでした。