環境に優しい手軽な乗り物として注目されている「電動キックボード」のレンタルが石垣市で始まっています。

　電動キックボードは充電式のバッテリーを積んで電気モーターで走る2輪車で、国内では東京など都市部を中心にレンタルやシェアリングによる運用が始まっています。

　八重山地方では石垣島と周辺離島を結ぶ定期船を運航している安栄観光が取り扱いを開始し、今月11日の試乗会では関係者らが石垣市の市街地を1周しました。

「町中の皆さんに手を振りたいぐらい爽快感があって観光客の皆さんとか喜ばれるんじゃないかと思いました」
（試乗した市民は）

　電動キックボードの最高速度は20キロ、国内では原付バイクと同じ扱いのため、公道で走るにはヘルメットの着用や運転免許証の所持、ナンバープレートの取り付けなどが必要で、将来的には提携する観光施設や飲食店などで充電ができるようにしていくそうです。