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2019/11/05 18:32 事件・事故

首里城 瓦職人らが焼けた瓦の再利用を要請

首里城正殿などの赤瓦は再現が不可能な貴重なものであるとして、県内の瓦職人らが5日、焼け残った瓦を廃棄せず再利用するよう県に要請しました。

5日に要請を行ったのは県琉球赤瓦漆喰施工協同組合のメンバー15人で、県の担当者に要請文を手渡しました。
首里城の正殿に使われていた5万5000枚の瓦は5年前に亡くなった職人が作ったもので、使用されていた土が現在では手に入らず、土のブレンド方法や瓦の焼く温度などを引き継いだ資料などが残っていないことから組合は、再びつくるのが不可能だとしています。
そのうえで組合は焼けた瓦を廃棄せず再利用することや組合員の回収作業への参加などを求めました。

「なるべく1枚でも2枚でも残ってもらえたら、復興のシンボルとか教訓とかいろんな役割を果たしていただけるのではないかという気はします」(県琉球赤瓦漆喰施工協同組合の田端忠代表理事)

赤瓦職人は高齢化などにより人材不足が深刻となっていて、組合では瓦の再利用とともに後継者の育成にも取り組む考えです。