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100年続く かまぼこ屋さんを調査!

しまうみ探検隊が海人のまち糸満を深掘り!

大正8年から今現在もかまぼこ作りを行っている「西南門小カマボコ屋」さんを知ってるかな?
2019年には創業100年になった「超」老舗店ということで、代表の玉城社長に色々お話を聞いてきたよ!

「西南門小カマボコ屋」さんの始まり
大正8年(1919年)創業者である玉城ウサさんが、沖縄カマボコ発祥の地、糸満の公設市場に店を構えたのがスタートなんだって。
それから2019年で100年を迎え、今もなお美味しいかまぼこを県内・県外に届けているんだよ。

沖縄かまぼこ発祥の地 “糸満”

当時は魚の資源も豊富だったので、売りきれずに魚が余ることもよくあったそう。
そこで、すり身にして揚げることで、保存も出来て美味しく食べれる方法を考え、
これが沖縄カマボコの始まりと言われているんだって。

戦前・戦後の糸満のカマボコ屋さんはどうだったの?

糸満市の西区・町端区は特にカマボコ屋さんが多かったらしく、当時は25店舗ほどあったそうだよ。
しかし、今現在は5店舗ほどになったんだって。

しまうみポイント

海の上で漁師が片手で食べられる漁師飯として、おにぎりに魚のすり身を巻きつけて
丸い玉状に揚げた「ばくだんおにぎり」が考案されました!

カマボコの原料となる魚の変化について

ところで、カマボコの原料としてどんなものが入ってるかわかるかな?
昔はクロカワカジキ、サメ、グルクンなどが原料として使われていたみたいだけど、
現在はスケトウダラやイトヨリダイなど、北海道から仕入れて使用されているんだって!

しまうみポイント

西南門小カマボコ屋さんでは、スケトウダラとイトヨリダイの割合は6対4で調合しているようだよ!

現在のカマボコ作りについて見てみよう!

ステップ①

冷凍すり身を解凍します。

ステップ②

特殊な機械の中に、卵と人参を入れ込み、冷凍すり身をペースト状にします。

ステップ③

氷水に手を浸しながら、こねたすり身を油で揚げていきます。

ステップ④

完成したかまぼこが各店舗へ流通され
最終的に食卓に並びます。

画像提供:西南門小カマボコ屋

今回は特別にしまうみ探検隊も
カマボコ作りを体験しました!

探検隊員がすり身をこねています。
探検隊員がかまぼこを揚げています
探検隊員が完成してパックに入っているかまぼこをゲットしています

しまうみクイズで復習しよう!

Q5.今現在カマボコに使用されいている原材料はスケトウダラとあと1種類はなんだろう?

A.イトヨリダイ
B.クロカワカジキ
C.グルクン

A

B

C

Q6.漁師飯として昔から愛されてきたものは次のうちどれだろう?

A.ばくだんチャンプルー
B.ばくだんおにぎり
C.ばくだんそば

A

B

C

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キャンペーン詳細は
こちらから

教えてくれた方

講師

玉城 理先生

(たまき おさむ)

西南門小カマボコ屋

沖縄県糸満市西崎町4-17-21
TEL 098-994-233 FAX 098-994-2320

しまうみ探検隊の深掘りページ①

なぜ糸満は海人の町と言われてるの?
探検に出発!

しまうみ探検隊の深掘りページ②

海と旧暦行事はどんな関係があるの?
探検に出発!

しまうみ探検隊の深掘りページ④

未来の海のために出来ることってなに?
探検に出発!

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