「六諭衍義」 程順則 第3話(全4回)
投稿日:2015年2月21日
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1708年。程順則45歳のとき。
3度目の清国へ。
その際、1冊の本を琉球へ持ち帰ります。
それは琉球のみならず、 日本をも変えた本でした。
江戸時代、 日本全国に広まっていた寺子屋。
読み書きや計算を教えた教育施設。
そこで使われた教科書の一つに、
「 六諭衍義(りくゆえんぎ)」があります。
人が人として守らなければならない 六つの教え
「六諭(りくゆ)」がまとめられた「六諭衍義」。
程順則が清国より持ち帰り、
薩摩藩を通じて、八代将軍・徳川吉宗へと献上。
明治の中期までのおよそ200年。
道徳の教科書として全国の寺子屋で使用されました。
琉球の偉人 程順則。
その影響は、日本の教育にまで及んでいたのです。
<今週の曲>
♪M1 「ソフト・スピリット」 ヘンリー・フランクリン
♪M2 「リターン・エンゲージメント」 ホレス・パーラン・トリオ
<テーマ曲>
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