10月17日の沖縄BON!!:特集「沖縄発!“技術”で時代に向き合う!~小型焼却炉 チリメーサー~」
投稿日:2015年10月17日
「煙を出さない」「超低ダイオキシン」「届出不要」「処理経費削減」と、
良いこと尽くしの小型焼却炉が沖縄で開発され注目されている。
その名も「チリメーサー」(チリはゴミ、メースは燃やすの意味)
開発者は奄美大島出身の技術者、福富健仁さん。
熱エネルギーの専門家であった福富さんは離島、
へき地のゴミ問題へ貢献しようと開発を決意。
平成15年に「チリメーサー」TG-49型を完成させた。
この小型焼却炉は今まで処理が困難だった塩分を含んだ漂着ゴミまで見事に焼却する。
そんな高性能の焼却炉は、ある“ひらめき”から生まれた。
閉め切った浴室で汗だくになり考えごとをしていた時、
息苦しくなって窓を開けた瞬間、ひらめいたと言う。
「炉の中でこの浴室の状態を再現できれば・・・」
革新的な技術は天から降りて来ると福富さんは言う。
“技術”を持って「世の中の役に立ちたい」
技術者としてのブレない姿勢が高性能の焼却炉を生み出したのだ。
「チリメーサー」の評判は口コミで広がり、
これまでに県内外の離島自治体へ70台余りが納品された。
果たして、この焼却炉は離島や過疎地が抱える廃棄物処理問題を解決する
“救世主”となり得るのだろうか!?
特集「沖縄発!“技術”で時代に向き合う!小型焼却炉 チリメーサー~」
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