沖縄の海はライジャケ!
夏と言えば私たちの住む沖縄の人々にとって「海」は欠かせない存在。そんな夏の想い出を創る海が、時として悲しい事故を招く事もあります。そしてマリンレジャー中の事故による死者の約9割がライフジャケット非着用という数値もあります。沖縄県民、そして県外・国外から沖縄の海を訪れる多くの人々に、青く、キレイで、楽しいこの海の想い出を未来に繋げる為、本プロジェクトを立ち上げました。
マリンレジャーに伴う人身事故発生状況
スノーケリング中・遊泳中の事故者の場所別 発生状況
スノーケリング中・遊泳中の事故者のライフジャケット着用状況
離岸流の事例
厳しい夏の暑さを吹き飛ばそうと、マリンレジャーを楽しむ際に気を付けたいのが、岸から遠ざかるように流れる「離岸流」による水難事故です。
入社1年目の神里晏朱記者が実際に海に入り、離岸流を体験しました。(2024年7月9日(火)RBC放送)
マリンレジャー中の事故に多い離岸流とは
離岸流とは、沖から海岸に押し寄せた波が、沖に戻るときに発生する海水の流れを指します。
岸から沖へ向かって流れる海水の流れのことで、その流速は毎秒2mに達する場合もあります。(毎秒2mはオリンピックの水泳、自由形金メダリストが泳ぐ早さとほぼ同じです。) 離岸流は、海岸線のどこでも起こる可能性があり沖へ数十メートルから数百メートルに及ぶことがあります。幅は10~30メートル程度とあまり広くないのが特徴です。
・離岸流に巻き込まれても慌てない。(流れに逆らって泳がない)
・岸と平行に泳ぐ。
・沖向きの流れから抜け出せたら、岸に向かって泳ぐ。
※離岸流の範囲は狭いため、それを抜けると沖に流されなくなる。
・海岸が太平洋や日本海等の外洋に面しているところ
・遠浅で海岸線が長いところ
・波が海岸に対して直角に入る海岸
以上の3つを充たしている海岸で発生しやすいです。
行為別水難発生状況
主催・運営・企画
後 援
沖縄県
沖縄県警察
第十一管区海上保安本部
沖縄マリンレジャーセイフティービューロー
沖縄観光コンベンションビューロー
協 賛
クリード沖縄
㈱ウネ・プロ
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