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第60回ギャラクシー賞 受賞決定!

2023年4月28日
琉球放送株式会社 広報室

「第60回ギャラクシー賞」
テレビ・ラジオ2作品の受賞決定

放送批評懇談会が主催する日本の放送文化の質的な向上を目的に優秀な番組に送る「第60回ギャラクシー賞」の入賞作品が4月28日(金)に発表され、琉球放送株式会社(代表:中村一彦)では、ラジオ番組「RBCiラジオスペシャル ダニーボーイ・齋藤悌子、ジャズと生きる」が入賞決定、テレビ番組「沖縄音楽の母 金井喜久子物語~復帰50年 五線譜に込めた思い~」が下期奨励賞を受賞しました。入賞作品の最終選考結果は、5月末開催予定のギャラクシー賞贈賞式にて発表されます。

受賞作品について

●ラジオ部門 入賞決定
「RBCiラジオスペシャル ダニーボーイ・齋藤悌子、ジャズと生きる」

(2022年12月放送)
齋藤悌子さんは、87歳の現役ジャズシンガー。本土復帰前には毎晩米軍基地のステージで兵士たちを癒し続けました。悌子さんは86歳で初のCDを発売し、リリースツアーを開催。会場に一番乗りで現れたのは、基地反対の思いから今まで一度もステージを見に来ることがなかった悌子さんの兄・修さんでした。名曲「ダニーボーイ」に込めた思いを語る悌子さんの言葉に、修さんは…。

【担当者コメント】制作・ナレーション 狩俣倫太郎
今作では、沖縄の置かれた難しい状況よりも、彼女のたくましい生き様を際立たせたく取り組みました。歴史に翻弄された沖縄にありながら、ぶれることなくまっすぐに自身の人生を貫いてきた彼女の生き様が多くの人に勇気を与えてくれます。

●下期テレビ部門 奨励賞
「沖縄音楽の母 金井喜久子物語~復帰50年 五線譜に込めた思い~」

(2022年12月放送)
日本人女性初の交響曲を作曲した、宮古島出身の故・金井喜久子。1971年日本レコード大賞童謡賞を受賞、1972年沖縄復帰記念式典では「祝典序曲 飛翔(はばたき)」を書きあげるなど、出身やジェンダーの壁にあらがい、沖縄音楽の素晴らしさを伝えました。フリーアナウンサーの宮城さつきさんは、復帰50年の節目に「金井喜久子プロジェクト」を始動。当時の音源や楽譜を見つけ出し、朗読舞台を作り上げます。金井の音楽と宮城さんの朗読には、今の沖縄につながるメッセージがありました。

【担当者コメント】制作 下地麗子
今回の受賞で音楽家・金井喜久子のパワーを改めて感じました。復帰50年という節目にその人生を掘り起こそうと活動を始めた宮城さつきさんにもまた、金井さんが現代に降り立ったような凄みを感じました。2人のパワーが生んだ作品が評価されたことを大変光栄に存じます。

RBCiラジオでは、今回の受賞を受け「RBCiラジオスペシャル ダニーボーイ・齋藤悌子、ジャズと生きる」を6月10日(土)18:00に再放送します。

ギャラクシー賞について

「放送に関する批評活動を通じて、放送文化の振興を図り、放送の発展に寄与すること」を目的として、放送評論家、メディア研究者などが設立したNPO法人放送批評懇談会が主催。日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰します。テレビ部門は上期と下期に選考会が実施され、毎年4月1日から 翌年3月31日を審査対象期間と定め、年間の賞が選出されます。

<本件に関するお問い合わせ先>
琉球放送株式会社 広報室 TEL 098-860-2078 E-MAIL:pr@rbc.co.jp

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