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CORPORATE NEWS おしらせ

第557回 番組審議会

2023年10月13日(金)

琉球放送の第557回番組審議会が、10月13日金曜日に琉球放送11階会議室で開催された。はじめに、テレビ・ラジオの10月改編ならびに番組種別ごとの放送時間について担当者から報告が行われた。続いて、課題番組「お茶の間歴史バラエティー となりの賀数さん一家 ~踊てぃ遊ばな~」に関する審議が行われた。意見の概要は以下の通り。

【テレビ10月改編について】
●今年の四月からスタートした自社制作の新番組「KICK OFF!OKINAWA」、同じく四月に放送枠を拡大した「Aランチ」はいずれも継続する。ゴールデンタイムでは十月から新たにドラマやバラエティ番組がスタートした。全体として小幅な改編となった。

【ラジオの10月改編について】
●平日の21時15分より放送の「ココロのオンガク 〜music for you〜」が10月から開始した。これに伴い、21時台放送の番組が移動や拡大、縮小となった。10月の番組改編率は5.9%、自社制作率66.0%となり、マイナーチェンジな改編となった。

【番組に対する委員の意見】
●お茶の間でのコントが挿入されることで、歴史解説がすんなりと理解できた。出演者の起用や演出が適切で、これによって理解しやすくなっていた。

●歴史を雑学的に紹介することで、視聴者が歴史を身近に感じると共に興味を持たせることに成功していたのではないか。番組が終了したかどうかわかりづらい演出が含まれていた。

●賀数仁然さんの芸達者な魅力が存分に生かされていた。旧盆にあわせての放送ということもあり、世代を問わずに楽しめる番組であった。

●各要素の構成が明瞭で、CMを挿入するタイミングなども含めて視聴者を飽きさせない工夫がなされていた。楽童子をアイドルに例えるなど、現代的な解釈によって理解が深まる内容であった。

●本番組のコンセプトを理解するまでに時間を要したので、序盤でこれについて説明した方が良かったのではないか。冒頭の「かぎやで風」の演舞には唐突な印象を受ける。

●番組で紹介された内容をより掘り下げて解説すると、さらに興味深い内容となったのではないか。三人娘役の出演者が番組に花を添えていた。

●歴史資料と共に解説することで説得力が増していた。終盤でのダンスシーンは、番組内容との関連性がみえづらく、違和感を抱く部分もあった。

出席委員
宮城邦治・森田美奈子・三島わかな・富名腰徹・伊東和美・島袋彩子
欠席委員
仲程拓(レポート提出

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