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CORPORATE NEWS おしらせ

第577回番組審議会

2025年10月10日(金)

琉球放送の第577回番組審議会が、10月10日金曜日に琉球放送11階大会議室で開催された。会の冒頭、今回より委員となる金城裕信氏に委嘱状が交付された。続いて、テレビ・ラジオの十月改編ならびに番組種別ごとの放送時間について担当者から報告が行われた。その後、課題番組「#あなたの623~生放送でおくる慰霊の日~」について審議が行われた。
意見の概要は以下の通り。

【テレビの10月改編について】

●土曜日の改編が大きく、自社制作番組「ブラマヨ小杉の沖縄ゲンセキ MAP」がスタートした。また「サタプラ」が 30 分拡大して 2 時間番組となり、「週刊さんまとマツコ」は連続して流すことで 1 時間の放送となっている。「ありえへん世界」も番組枠を拡大し 2 時間の放送となった。全国ネットの番組では、新ドラマが 3 つとなっている。

【ラジオの10月改編について】

●大きな改編はなく、各番組のブラッシュアップを続ける。月曜の夜には「荻野目洋子PureLife,PureMusic」が始まった。アナウンサーのミニ枠も好評。日曜日の夕方からは「RBC ニュース」として、ニュース枠を新たに設定した。今回の改編率は 2.18%、自社制作率は 63.5%となっている。

【番組に対する委員の意見】

●受け継いでいくというメッセージが番組全体から感じられた。ラジオと同時放送することで、より多くの人に届けられたのではないか。

●沖縄戦という課題に向き合い、節目の日を共有しようという報道姿勢に共感した。BGM も番組の雰囲気に合っていて良かった。

●「平和の礎」建立の話は初めて知ることも多く、意義についてもあらためて考えさせられた。次の世代が主体的に動いている状況を多方面から取材していて充実した内容だった。

●平和を作っていくために、私たちができることをあらためて考えさせられた。継承していくための世代を繋ぐ取り組みに感銘を受けた。

●沖縄戦のことを伝えていくのが我々の責任だということを感じた。今後も多様な切り口で番組を作ってほしい。

●語る側の苦悩を理解し、聞く側が知ろうとする姿勢の重要性を感じた。沖縄戦の記憶を多角的に掘り下げ、平和の尊さを次世代へ繋ぐ力強いメッセージになっていた。

●継承を支えるさまざまな方法を伝えることで、より身近な自分事として考えるきっかけとなったのではないか。

【委員の意見に対する制作者の応答】

●ラジオとの同時生放送には大きな手応えを感じた。ラジオで伝える際には、アナウンスに気を遣い、視覚情報を言葉で補足することを意識して制作した。

出席委員
宮城邦治・森田美奈子・三島わかな・島袋彩子・金城裕信

欠席委員
仲程拓・本村真(いずれもリポート提出)

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