沖縄における自衛隊ヘリの離島救急搬送が1万件に
くらし 最新ニュース 投稿日：2022/04/06 17:39
陸上自衛隊によるヘリコプターを使った離島からの救急患者の搬送回数が6日で1万回となりました。
「自衛隊のヘリコプターで救急患者が搬送されてきました。これで搬送1万回となります」（勝井大介記者）
陸上自衛隊第15旅団は、離島の医療体制を補うためヘリコプターで救急患者の搬送を行っています。
1万回に達した6日の搬送では、南大東島で暮らす80代の女性が大けがをしたため、那覇基地に運んだということです。
ヘリを使った搬送は、自衛隊が沖縄に配備された50年前から行われ、昨年度には全国最多となる159回の搬送を行っています。
「沖縄の離島地域に関しては、医療体制が十分でない地域なので、そういった（医療体制が）脆弱な地域にお住まいの方の安心と安全につながることだと思っています」（陸上自衛隊・中村恭幸三等陸佐）
今月はこれまでに5回の搬送が行われています。
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