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RBCニュース

2020/06/15 19:00 スポーツ

【全力部活】仲間に支えられて コザ高空手部

全力部活

部活に励む中高生たちを応援する「全力部活」
今回はコザ高校空手部です。
空手の形で全国上位を目指していた3年生にとって
大きな衝撃となった全国インターハイの中止、
モチベーションを下げたある3年生を支えたのは
仲間の存在でした。

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コザ高校空手部01

全国の上位を目指す
コザ高校空手部。

学校が休校中も家でのトレーニングを
空手部のグループラインで共有していました。

「みんなが100回やっていたらもっと頑張ろうと思って120回とか、ランニングも3キロだったんですけどどんどん増えて多い時は12キロとか。
もうちょっと頑張ってみるかって(走ったら)いつのまにか12キロになった、よっしゃあ、みたいな。」平安名翔太(へんな しょうた)主将

「アホだな、アホだよ。」新城志(しんじょう つかさ)選手

コザ高校空手部02

4月、一時部活が再開し笑顔を見せていた
新城志選手とキャプテンの平安名翔太選手。

2人は中学時代から同じ道場に通い切磋琢磨してきました。
(中学時代は団体形で九州制覇)

しかしそんな2人の様子はその後一変しました。

4月下旬、全国インターハイの中止が発表されたのです。

「臨時休校が長すぎて長すぎて一人でずっと筋トレとかしているので、みんなで会ってちょっとでも部活ができる環境とか、みんなに会える環境を楽しみに今は日々過ごしています。」(平安名主将)

「休みの期間がだんだん伸びていくにつれてどうなるのだろうという不安が大きくなって、モチベーションも下がって、ズドーンって感じです。すごくメンタルに来ました。」(新城選手)

当時の思いを新城選手はこう振り返ります。

「精神的にも疲れてきて、もう空手はいいかなって思っていて」

父が空手道場の館長を務め、
幼いころから空手をするのが当たり前だった新城選手。

コザ高校空手部03

父・孝弘(たかひろ)さんは…

「遊びたい盛りのときも空手空手で、夏休みも小学校のときから無い状態ですから、自由になりたいというのはあったんじゃないですかね。
末っ子だからどうしても親兄弟甘やかして育てたもんだから。」

末っ子の甘えん坊気質。
でもそんな彼のそばには、いつも平安名選手の存在がありました。

「(休校中も)毎日と言っていいほど変な動画とか面白い動画とか自分で撮って送ってくるので、毎日動画を見て過ごしていました。」(新城選手)

落ち込んだ時も
平安名選手の明るさがその気分を癒してくれました。

「中学校の頃とか自分はさぼり癖があったんですけど、毎日(平安名)翔太が来い、みたいな感じで。」(新城選手)

「(平安名)翔太がいたから彼は頑張れたと思います。翔太君とチーム組むようになって、それでプライドが育ってきたんじゃないですかね。」(父・孝弘さん)

コザ高校空手部04

そして、中学で空手を始めた平安名選手にとっては、
当時から全国で活躍する新城選手がずっと憧れの存在。

「近くにずっとうまい人がいるので(新城)志っていう、いつも一歩上、一歩先にいるので、そこを目指してがんばろうってずっと思っていました」(平安名主将)

全国大会はなくなった今
集大成の舞台は来月の県高校総体。
平安名選手は、打倒・新城志をかかげます。

「負けないように食らいついていきたいと思います。県総体は志くんと1.2フィニッシュで、いや優勝めざしてがんばります!」

コザ高校空手部05

新城選手にも心の変化が――。

「部活終わって道場で稽古して自宅に帰ると筋トレやっています、ハハハ。目覚めていますね」(父・孝弘さん)

「高校最後の形は自分が一番と思えるように今までよりも毎日努力して、自分を最後まで追い込んでできることが一番だと思うので、最高の形を作りたいと思います」(新城選手)

コザ高校空手部06

切磋琢磨してきた親友同士が挑む県高校総体
勝負の時に向かって、その稽古が続きます。
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