2020/04/09 17:00 新型コロナ
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<ワクチン配布・接種スケジュール(3月30日現在)>
第4波とされる急速な感染拡大に歯止めをかけることはできるのか。
ここで、来月12日から始まる住民向けのワクチン接種について現時点でわかっている沖縄のスケジュールをみていきます。
住民向けのワクチンは4月中に63箱、到着します。
1箱で975人分のワクチン接種が可能なので、およそ6万1500人分となる見込みです。
まず、来週届く最初の2箱についてはうるま市と宮古島市に1箱ずつ配布されることになりました。
その翌週には10箱到着予定で
石垣市、浦添市、糸満市、沖縄市、南城市
伊江村、西原町、南風原町、座間味村、久米島町に1箱ずつ配布されます。
その次の週、19日の週にくる10箱は
宜野湾市、石垣市、糸満市、沖縄市、豊見城市、うるま市、中城村、伊是名村にそれぞれ1箱、那覇市に2箱配布されます。
さらに次の週にはこれまででもっとも多い41箱届きます。
沖縄市 、豊見城市、うるま市、宮古島市、南城市、国頭村、大宜見村、東村、今帰仁村、本部町、恩納村、宜野座村、金武町、嘉手納町、北谷町、北中城村、西原町、与那原町、南風原町、渡嘉敷村、粟国村、渡名喜村、南大東村、北大東村、伊平屋村、八重瀬町、多良間村、竹富町、与那国町に1箱ずつ届き、
この段階で 、全市町村に最低1箱が行き届くことになります。
さらに那覇市に4箱
宜野湾市、浦添市、名護市、読谷村にはそれぞれ2箱ずつ配布となっています。
4月に届く予定のワクチンは、県内で必要とされるワクチンのごく一部です。
十分な効果を得るには、1人2回接種が必要とされています。
今後も、政府からのワクチン供給量をみながら、県が市町村に順次分配していくことになります。
次は、実際にいつ接種になるのかみていきますが、最も早いのが宮古島市で来月12日に高齢者施設で始まります。
続いて15日、うるま市は津堅島 で全島民を対象に接種が行われます。
18日には伊江村で75歳以上の高齢者を対象に、25日には南城市の久高島 で全島民を対象に実施となっています。
県は5月上旬には全市町村で接種を始めたい考えで自治体との調整を進めています。
<3⽉29⽇に発表された県の要請内容>
県は本島中南部、20市町村の飲⾷店をはじめスナックやキャバレーといった遊興施設に対し、午前5時から午後9時まで営業時間を短縮するよう求めています。
酒類の提供は午前11時から午後8時までです。
期間は来⽉1⽇から21⽇までの3週間で、この間、時短営業の要請に応じた店舗には84万円の協⼒⾦が⽀給されます。
この協⼒⾦は1⽇あたり4万円の計算で3週間全ての期間において要請に応じた店舗にのみ⽀給されます。
また、県⺠や旅⾏者に対しては⽣活必需品の買い出しなどを除いて外出を控えるほか外出⾃粛要請が出ている地域との往来を控えるよう呼びかけています。
これらは県独⾃の「緊急事態宣⾔」が出された時とほぼ同じ内容です。
県がこうした要請に踏み切った背景には感染の急拡⼤があります。緊急事態宣⾔が明けた今⽉1⽇時点、療養者数は269⼈だったのに対しきょうは587⼈と、2倍あまりになっています。
また、直近1週間の新規感染者数は今⽉1⽇時点が108⼈だったのに対しおよそ5倍の516⼈となりました。
感染状況や医療体制は悪化していて県の警戒レベルを判断する7つの指標のうち、療養者数と新規感染者数の2つの項⽬で第4段階の感染蔓延期に⼊っています。
感染者情報【4月15日現在】
当日 | 感染者 | 134人 | 死亡 | 0人 |
累計 | 感染者 | 11137人 | 死亡 | 130人 |
嘉手納基地 274人(+1人)
マクトリアス 2人
普天間基地 193人
キャンプハンセン 391人(+3人)
キャンプキンザー 49人
キャンプフォスター 147人(+1人)
ホワイトビーチ 4人
キャンプコートニー 59人 (+1人)
キャンプシュワブ 92人(+1ひと)
トリイステーション 23人
キャンプシールズ 6人
その他 4人
不明 2人
計 1246人