3月25日の沖縄BON!!:特集「街歩き 歴史旅 尚巴志三山統一の道」
今週は、琉球歴史ドラマ「尚巴志」をもっと楽しめるように!
尚巴志、三山統一の道を辿りました。
案内人は、ドラマ「尚巴志」でも時代考証を担当した歴史研究家の賀数仁然さん!
尚巴志の歩んだ軌跡を分かりやすく解説して頂きました!
尚巴志が生きていた時代に思いを馳せながら首里城やグスク跡を巡り、
その遺構から歴史のロマンを感じることが出来ました。
三山統一のスタート地点は佐敷グスク。
南北100m東西70mの小さなグスクです。
尚巴志はこの地を治める領主の息子として産まれました。
続いて訪れた場所は、「島添大里グスク」
このグスクは佐敷の西隣にあります。
当時、南山地域の東半分を支配していたと伝わっており
城壁は南北210m東西270mにおよびます。
「佐敷グスク」と比べると規模の大きさは一目瞭然で、
尚巴志は戦をしても、とても勝てそうにありませんでした。
ところが尚巴志は強大な敵にも関わらず
果敢に挑み、勝利を収めました。
次に訪れた場所は「中山浦添グスク」
舜天(しゅんてん)英祖(えいそ)察度(さっと)三つの王統の都として栄えた場所で
東西380m南北80mを石垣で囲んでいます。
グスク跡からは瓦屋根などが出土しており、当時の繁栄ぶりをうかがわせます。
最後に訪れた場所は「今帰仁グスク」
標高100mの丘の上に南北350m東西180mにわたって
総延長1.5kmの城壁が囲んでいます。
正面はなだらかな坂ですが、高さ8mの城壁が敵の侵入を阻みます。
まさに難攻不落の城です!
尚巴志は3000人の兵を集め今帰仁グスクに迫りました!
この地からは馬の骨が出土したことから、
北山には騎馬隊が存在していたことが分かっています。
琉球歴史ドラマ「尚巴志」はいよいよクライマックス!
この激戦の行方は、最終話で描かれます!
最終話の放送は3月29日(水)21時~
お見逃しなく!!