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北谷沖で米軍ヘリから物体落下 沖縄

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先月30日、沖縄県北谷町の沖でアメリカ空軍のヘリコプターが遭難救助訓練を実施し、近くにいた漁船から落下物が目撃されていたことが分かりました。

目撃した漁師の新崎盛朗さんによりますと、先月30日午後9時ごろ、北谷町の沖で、はえ縄漁をしていたところ、ヘリ1機が漁場の近くに飛来し、発光する物体を海面に落としたということです。

(目撃した新崎さん)
「漁業中に、ヘリが落下物を落として、光るやつを落としてたんですよ」「その落としたものの近くでホバリングしてて、気になったので近づいたという感じですね」

その後、新崎さんは、アメリカ軍の所属とみられる船舶が現場に到着したため、声をかけたということです。

(目撃した新城さん)
「何かあったの?って感じで普通に日本語で聞いたんですけど、英語が分からなくて、普通に何かを今からピックアップするよごめんね、みたいな感じで」

県がアメリカ軍に問い合わせたところ、このヘリは嘉手納基地所属のHH60ヘリで、捜索救助訓練をしていたということです。

現場は、嘉手納基地の滑走路の誘導灯から西に1キロほどの沖合いで、新崎さんが普段から漁をしている場所だということで、訓練はアメリカ軍に提供された区域の外で行われていた可能性があります。

(目撃した新城さん)
「いつも使うような漁場なので、基本的には、何かあれば使わないでって言われるほうがまだいいなっていうのもあるし、普通に漁をしてる日にそういう訓練されるのは嫌ですね」

県内では先月22日にも名護市の名護湾でアメリカ軍が提供区域の外で吊り下げ訓練を実施しており、県は提供区域外で訓練しないよう求めています。

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