北谷沖で米軍ヘリ訓練 提供区域外か確認中 沖縄
基地問題 最新ニュース 投稿日：2022/04/07 11:48
先月30日、沖縄県北谷町の沖で、アメリカ空軍嘉手納基地所属の救助ヘリが遭難救助訓練を実施し、近くの漁船から、落下物が目撃されたことが分かりました。
目撃した漁師によりますと、先月30日午後9時ごろ、北谷町の沖ではえ縄漁をしていたところ、ヘリ1機が漁場の近くに飛来し、発光する物体を海面に落としたということです。
その後、アメリカ軍とみられる船舶が現場に到着したため声をかけたところ、「ピックアップ」「ソーリー」などと話したということです。
県が沖縄防衛局に問い合わせたところ、捜索救助訓練を実施するHH60ヘリの訓練だったということですが、この海域はアメリカ軍に提供された海域ではない可能性があり、県は、沖縄防衛局に詳細を確認中だとしています。
訓練を目撃した漁師は、「海に仕掛けるはえ縄にトラブルがあっては困る、自分たちの漁場ではなく、もう少しで遠くで訓練してほしい」と話していました。
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