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参院選 両陣営の擁立候補固まる 自民とオール沖縄

政治・経済
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夏の参議院選挙沖縄選挙区で6日、自民党県連は、38歳の元総務官僚、古謝玄太さんを擁立すると発表しました。
一方、オール沖縄勢力からは現職の伊波洋一さんが出馬の意思を示しました。
古謝さんは那覇市出身で、東京大学薬学部を経て総務省に入省。
内閣官房で沖縄政策などを経験後、おととし退官し、現在は東京のコンサルティング企業に勤めています。
(古謝玄太氏)
「いずれは沖縄のために役に立ちたいと思っておりましたことから、少し悩む時間はもちろんいただきましたけれども、本日のこの決断に至った」
古謝さんは、行政経験をいかして「沖縄をもっと良くしたい」と立候補の決意を語りました。
参院選の人選をめぐり自民党県連は佐喜眞淳前宜野湾市長の擁立に動いていましたが、佐喜眞さんが固辞し人選が難航していました。
一方、現職の伊波洋一さんは6日、後援会の会議で、県政与党や支援団体の代表に出馬の意思を伝え了承を得ました。
(現職・伊波洋一氏)
「沖縄の声をきちんと国政に伝えていく、このことがなお一層求められているということを実感しています。諸々の課題についても取り組むという決意を示して、皆さんには、参議院選挙でのご協力をいただきたいということを強く訴えた」
伊波さんは基地問題や貧困対策、新型コロナで落ち込んだ産業の立て直しなどに取り組むと強調しました。
伊波さんの意思を受けてオール沖縄勢力は今後、各政党や関係団体と調整を図り選挙態勢の構築を急ぎます。

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