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新規感染1426人 玉城知事 今後2週間の対策強化を発表

新型コロナ
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県内では14日、新たに1426人の新型コロナウイルス感染が確認されました。
ゴールデンウィークまでに感染を抑え込むため、玉城知事は今後2週間さらに対策を強化する考えを示しています。

県によりますと1426人の新規感染者のうち、年代別では10代が最多の260人となっていて、ほかにも幅広い年代層で感染が広がっています。

また入院患者数は301人となり、2月28日以来1か月半ぶりに300人を超えました。

新型コロナ病床の使用率は沖縄本島で53.1%と、県がまん延防止措置の要請を検討する水準の60%に近づいています。

こうした状況を受け、玉城知事はきょう会見を開き、あすからの2週間特に強化する対策について発表しました。

「新規入院者の半数以上を占める高齢者に感染を広げないために、高齢者入所施設などに対する支援態勢を強化することといたしました」(玉城知事)

会見で玉城知事は、重症化リスクの高い高齢者への感染を防ぐため高齢者施設への介護士派遣に新たに取り組む考えを示したほか、感染が広がっている子どもへの対策として、学校・保育現場のPCR検査に派遣するチームを増強すると発表しました。

一方、まん延防止措置の国への要請を見送ったことについては、あすからの2週間の対策で感染を抑え込み、制限のない状態でゴールデンウィークを迎えたいと説明しています。

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