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2020/05/01 17:12 くらし

特集記事


「コロナ不安 気落ちするメカニズムとその対処法とは?」

 
 

【新型コロナウイルスに関する県民からの疑問や不安について】


4月29日「別冊RBCザニュース」の番組内で
感染症専門で県立中部病院の椎木創一医師が
新型コロナウイルスに関する疑問・不安に回答。

Q.37.5度を超える熱が出たのですが1~2日で平熱に戻りました。
いつまで自宅待機が必要ですか?

発症してから1週間は自宅待機することをお勧めします。
新型コロナウイルス感染症に罹っていたとしても、その多くが医療機関に罹らずに治る。検査をしなければはっきりしないが、基本的には症状がしっかり消えて、2~3日ほど休む。つまり発症してから1週間ほど自宅で休むと、新型コロナウイルスに罹っていたとしても、人に移す程度の感染性はほぼ失われていると言われています。

 

Q.平熱が低く、微熱(37.0~37.4度)が続く場合は自宅待機が必要ですか?

新型コロナウイルスの症状は熱だけではない。咳や息苦しさ、味覚の異常、そういった他の症状がともなう。発熱していなくても他の症状がある場合は、保健所や医療施設に相談した方が良い。

 

Q.スーパーなどの買い物時の感染リスクは?

人ごみの多い時間帯を避けて、ほかの人と距離をとることは必要。外出時にはマスクをつけることも重要。ドアや商品などいろんな人が触れるものは、ウイルスがついているかどうかは誰もわからない。だから自宅に帰って手洗いをすることが予防につながる。

 

Q.家族の感染が疑われる場合の対策は?

症状のある方とは、部屋を分けて暮らす。家族の中に免疫力の弱い人、高齢者などがいる場合は特に接触を避ける。ほかの対策として、自宅でもこまめに手洗いをする。症状がある人の部屋を換気する。さらにマスクが出来ない食事時間はずらすなども有効。

 

Q.SNSなどで出回っているイブプロフェン系など薬は、
 新型コロナウイルスを繁殖させるという噂は本当ですか?

4月29日時点では、明確な治験がそろっていないので、その真偽はわからない。新型と言われていることもあり、たくさんの情報が未確定。イブプロフェン系が悪影響を及ぼすかほかの薬剤なら大丈夫かなどははっきりとわかってない。どうしても必要な人は、かかりつけ医に相談し、使用することをお勧めします。

 

Q.こどものストレス発散方法は?

子どもが外で遊ぶことは非常に良いこと。しかし同じ場所に集中してしまうと、感染する危険もある。距離をとれるような場所をとること。共有して使うような遊具などは使用を避けた方が良い。自宅から持ち込んだもので遊ぶとか、距離を離れたところで遊ぶような場所を選んで、楽しむのが重要。

【最後に椎木創一医師からのメッセージ】

4月29日現在、沖縄は一つの波を乗り越えています。県民の日頃の手洗いや人との距離をあけることなどの頑張りの成果だと思っています。ただまた次の波が必ず来ると思います。その時に頑張ったら乗り越えられるという期待を持ちながら、緊張を切らさず、緊張をしすぎず、ちょうど良いバランスを保ちながら、この対策に頑張っていければと思います。

※すべて4月29日時点での回答となります。