5月6日沖縄BON!!特集：「素晴らしきかな 第二のワン生～It’s a Wonderful Second Life for Dogs!～」
特集「素晴らしきかな 第二のワン生～It’s a Wonderful Second Life for Dogs!～」
今週は「元・保護犬の今」について特集しました！
沖縄は、犬猫の殺処分・全国ワースト５位。
この事態をなんとかしようと、県も取り組んでいますが、
民間の保護団体の活動も盛んになってきています。
４月１６日に行われた、犬猫殺処分ゼロを啓発するイベント、
「つなぐフェス Ｖｏｌ．２.１」。
会場の一角で行われた、犬猫譲渡会には大勢の人が集まり、
人々の関心の高さが伺えました。
中部農林高校の熱帯資源科・動物コースでは、
４年前から保護犬だった子犬を、
特別な手続きを経て引き取り「ひまわりちゃん」と名づけ育て、
今では、授業のパートナー（教材）として、
また、学校の部活動として行っている「動物介在活動」ではセラピー犬として、
活躍しています。
また、保護団体「Smile Paws」で保護されていた子犬を、
一時預かりのボランティアを経て一緒に暮らすことにした、
義本さんと「アイルちゃん」もご紹介しました。
「アイルちゃん」は、宮古島で保護されて管理センターに移され、
「Smile Paws」がレスキューしたんだそうです。
県内（離島含む）で保護された犬や猫は、
南城市の沖縄動物愛護管理センターに収容され、元の飼い主を待ちます。
飼い主が現れない場合は、譲渡会で新しい里親との出会いを探すことになりますが、
それでも、まだ４割の犬たちは「殺処分」にまわされてしまいます。
管理センターの獣医師さんによると、
まずやはり「迷子」や「逃走」した犬たちと飼い主さんをつなぐ、
情報が欠かせないそうです。
犬と一緒に暮らす皆さん、
ぜひ、首輪にはネームタグ（迷子札）を忘れずに。
そして、そのネームタグには、しっかりと飼い主さんの連絡先を記入してくださいね。
スタジオには、Smile Pawsの中原さんと一緒に暮らす元・保護犬「レオくん」も
遊びに来てくれました！
床に敷いたモフモフに、すっかりリラックスしていた様子です。
ところで、この特集の取材の後、中部農林高校の犬舎に、
犬が捨てられていくという、とても酷い出来事があったそうです。
中部農林高校にいる「ひまわりちゃん」は、管理センターから引き取って育てている子なので、
学校独自で、保護活動を行っているわけではなく、学校も保護施設ではありません。
引越しでどうしても一緒に暮らせなくなった、
避妊去勢手術が出来なくて子犬が産まれたけど育てる余裕がない…など、
どうしても仕方ない場合は、ぜひ、活動中の保護団体にご相談ください。
「棄てず、逃がさず、増やさず、飼うなら一生。」
犬と一緒に暮らす方々には、心に留めて欲しいと思います。
＜Information＞
▼犬猫殺処分ゼロ啓発団体「TSUNAGU OKINAWA」
【WEB】http://tsunaguokinawa.org/
【FB】https://www.facebook.com/TSUNAGUOKINAWA/
【メール】tsunagu.okinawa@gmail.com
※TSUNAGU OKINAWAでは、犬猫保護についてのフリー情報誌
「つなぐマガジン」を発行しています。
▼保護団体「Smile Paws」
【ブログ】https://ameblo.jp/smilepaws/
【FB】https://www.facebook.com/SmilePaws20161001/
【募金箱】https://smilepaws.stores.jp/
▼「アイルちゃん」の飼い主・義本さんが手がけるサーフグッズブランド「OndaCanta」の
オリジナル犬用スカーフ
【WEBSHOP】https://shop.ondacanta.com/items/6121714
＜保護団体の紹介＞
▼NPO法人 動物たちを守る会ケルビム
▼NPO法人ワン’sパートナーの会
▼おきなわわんにゃんの会 ミュウ
