「第30回ゆかる日まさる日さんしんの日」ポスター
「第30回ゆかる日まさる日さんしんの日」ポスター
今回のポスターについて
第30回のポスターは、これまでのポスターと比べ、より一層明るい雰囲気で描かれています。
また、第29回までのポスターから大きな変化があったり、ゆかる日まさる日さんしんの日を表現した特徴が濃くなっています。お気づきでしょうか?
人物が描かれている
第30回ゆかる日まさる日さんしんの日ポスター には、さんしんを弾きながら唄う人物が大きく描かれています。
これまで、人の後ろ姿だけ描かれることはありましたが、今回は表情が分かるほどになっています。
唄う人物の表情から、当日の楽し気な雰囲気が伝わってきます。
さらに、ポスターを見ているだけで、さんしんの音色や歌声が聞こえてくるような気がします。
唄う人物の後ろには、さんしんの音色に合わせて踊るかのような子どもたちも描かれています。
老若男女問わずさんしんの音を聞くと、思わず手足が勝手に動き出し、踊りたくなるものですよね。
背景の海
背景には広大な海が水平線を伸ばしている様が描かれています。
近年はラジオ放送のみならず、YouTube配信などを通して県内外、そして海外でも気軽に「ゆかる日まさる日さんしんの日」を楽しむことができています。
ポスターに描かれている海は、そのような世界中への「ゆかる日まさる日さんしんの日」の広がりが表現されています。
「青空」と「月」
ポスターを見ていると、ひとつ違和感に気づくかもしれません。
唄う人物の上部には青空が広がっています。しかし、右上には大きなまん丸お月様が描かれています。
「ゆかる日まさる日さんしんの日」は、午前11時45分に放送が始まり、よる9時まで続きます。
朝からよるまでさんしんの音色に満たされる1日。そんな時間の流れを「青空」と「月」で表現しています。
さんしんの絵へのこだわり
ポスターに描かれているさんしんについて、実はこれまで毎年、かなりこだわって描かれていました。
沖縄のさんしんの特徴である胴の丸みや、棹の形、駒の位置に至るまでこだわって描かれ続けています。
ここには上原直彦氏にアドバイスも頂いているようで、ポスターの中でも重要なポイントとなっているようです。
(美術部への取材より)
第30回ゆかる日まさる日さんしんの日ポスターの特徴について、お楽しみいただけたでしょうか?
回を重ねるごとに盛り上がりが増していく「ゆかる日まさる日さんしんの日」。
その進化は会場内のみならず、ポスターなどにも表れています。
今年も「ゆかる日まさる日さんしんの日」にご注目ください!