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2021/05/11 18:12 イベント・その他

世界自然遺産へ やんばる・西表喜びに沸く

沖縄本島北部や西表島の森林などがことし7月に世界自然遺産に登録される見通しが定まり、地元では、喜びの声があがっています。

10日、夕方国頭村役場では「登録」勧告の一報を受け職員と村長がカチャーシーを舞い喜びを分かち合いました。

「長い間待ったかいがあって、これまで不安と期待があったんですが、今ほっとしています」「村民にいい知らせができると思います」(知花靖国頭村長)

一夜明け、西表島がある竹富町の西大舛(にしおおます)町長は報告を受けた際の心境を振り返りました。

「涙も出ました。まさに世界で1つしかないイリオモテヤマネコを徹底的に守っていかなくてはならないという思いが更にわいてきました」(竹富町西大舛高旬)

「改めて記載勧告の喜びを実感しているところです」「今回、本島北部のやんばる地域と西表島の生物多様性が国際的にも貴重であることが認められ、この自然環境を保全することが沖縄県の使命であることを重く受け止めている」(玉城知事)

ユネスコの諮問機関IUCN=国際自然保護連合は本島北部や西表島について「国際的にも希少な固有種に代表される生物多様性の保全上、重要な地域だ」と評価し、世界自然遺産に登録することが相応しいと勧告しました。

今回の勧告は、4段階ある評価のうち最も高いことから、ことし7月に開かれる世界遺産委員会で、勧告通り登録される見通しです。

最終的な登録に向けIUCNはヤンバルクイナやイリオモテヤマネコといった希少種の交通事故死を減らす取り組みの強化などを求めています。

登録が正式に決まれば2011年登録の東京都の小笠原諸島に次いで、国内で5件目の世界自然遺産となります。