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2020/03/24 18:27 政治・経済

首里城の木彫資料を提供「再建に活用を」

およそ30年前の首里城の復元当時、木彫に携わった職人が残していた資料を次の再建にいかしてもらおうと24日、県に下絵など500点が提供されました。

県に資料を提供したのは石川県でギャラリーを営む村上弥生さんです。
1992年の首里城復元当時、正殿の唐玻豊などにある龍の彫刻を手掛け、2012年に亡くなった職人、今英男さんのアトリエを整理した際、資料を譲りうけたのが村上さんでした。
資料は彫刻の下絵や作業メモなど500点ほどあり、龍の図面の上には今さんが記したとみられる作業の工程メモなどが細かく記載されています。

「職人としてずっと後世に残るものだから恥ずかしくない仕事をしたいと(今さんが)言っていました。今さんの仕事を踏まえて正確に再現していただきたいという気持ちになりました」(資料を提供した村上弥生さん)

県は今後、正殿の再建工事を担う国に情報提供をするなどして活用する予定です。